2008-01-01から1年間の記事一覧

美育文化 2008年11月号(vol.58)記事掲載のお知らせ

谷口幹也の文章が美育文化の以下の号に掲載されました。美育文化 2008年11月号 特集 鑑賞教育を問う主要contents 美育インタビュー 大月ヒロ子 - 鑑賞教育再考−受容と表出の連環を求めて− 柴田和豊 己と世界が交差する場所として 相田隆司 鑑賞教育は、子ど…

光州ビエンナーレレポート

体力も復活し、韓国の光州ビエンナーレのことを書くことができる体制に入りましたのでご報告します。 光州のビエンナーレも今回の横浜トリエンナーレと同じように会場が何箇所かに分かれていて、一番遠いところは地図の端っこに載っており、さすがに時間との…

佐藤修悦/修悦体〜日暮里編1〜

ガムテープで独特のゴシック体のフォントを作り続け道案内文字を制作している佐藤修悦さんの画像です。正直言って面白い。 6分弱とちょっと長いのですがぜひ見てみてください。ちなみにこの人、高円寺の「素人の乱」のメンバーだそうです。 ガムテープで作…

イベントのお知らせ【重要】

国際自由メディア大学開校 ─入学金・学費無料─***************** フリーメディア! フリーアート! FreeMedia! FreeArt! *****************国際自由メディア大学を、横浜トリエンナーレのオープニングにあわせて会場近く…

BABU/Exhibition“BIG MOUTH”

BABU/Exhibition“BIG MOUTH” 2008年9月6日(土)−2008年9月28日(日) GALLERY SOAP 【レポート】 BABU/Exhibition“BIG MOUTH”のオープニングレセプションに行ってきた。料金は1000円(1ドリンク付き)。1000円払ってBABU君がずっとBABU君の背中に彫師が“BIG MOUTH…

ぼくの久留米絣ものがたり/福岡県立美術館 他

ぼくの久留米絣ものがたり 福岡県立美術館 2008年7月19日(土)−8月27日(水)【レポート】 この展覧会は久留米絣の織物だけを展示している展覧会ではなく、実際にはたおりの体験ができ、その体験を通して久留米絣をよりよく理解できるいい展覧会だった。私も実…

はじめてのDiY 何でもお金で買えると思うなよ!/毛利嘉孝・著

はじめてのDIY 何でもお金で買えると思うなよ! (P-Vine BOOks)作者: 毛利嘉孝出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2008/06/02メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 68回この商品を含むブログ (21件) を見る この本を読んで、このブログの2…

映画「ミリキタニの猫」/リンダ・ハッテンドーフ

ミリキタニの猫 監督:リンダ・ハッテンドーフ 製作・撮影:リンダ・ハッテンドーフ、マサ・ヨシカワ 編集:出口景子、リンダ・ハッテンドーフ 音楽:ジョエル・グッドマン 日本版字幕:マサ・ヨシカワ この映画はthinking on the borderland art talk sessi…

ピクニックあるいは回遊/熊本市現代美術館

ピクニックあるいは回遊 熊本市現代美術館 2008年4月19日(土)−7月6日(日) 観覧料:1000円(一般)出品作家:横山裕一・角孝政・宮井正樹・冨永剛・田中みぎわ・瀧下和之・梅田哲也・真珠子・塔本シスコ・鈴木淳・村井美々・ミヤザキケンスケ・名護朝和・倉山裕…

CCA市民美術大学 美術講座 第4回金沢21世紀美術館館長 秋元雄史氏

CCA市民美術大学 美術講座 第4回金沢21世紀美術館館長 秋元雄史氏 「地方都市で1年に100万人を呼び込む美術館の仕掛け」 モデュレーター:中村信夫(現代美術センター・CCA北九州ディレクター) 会場:北九州市立男女共同参画センタームーヴ 時間:18:30〜2…

阿部守展−鉄の詩−

阿部守展−鉄の詩− 2008年6月1日(日)−6月29日(日) 直方谷尾美術館シンポジウム「直方市の鉄工と創造性−これからのカタチ−」 6月1日(日)14:00−16:00 直方谷尾美術館 展示室内パネラー 阿部守(彫刻家、福岡教育大学教授) 石松徹也(直方鉄工協同組合理事長) 梶…

thinking on the borderland vol.2本のご案内

thinking on the borderland art talk session Vol.2白川昌生 −グローバルとローカルの狭間で−Index アートが機能する場所 花田伸一 グローバルとローカルの狭間で 白川昌生 コメンテーション1 21世紀の限界芸術とやけくそのニヒリズム 福住廉 コメンテーシ…

写真新世紀など、2展覧会

写真新世紀 福岡展 2008 2008年5月29日(木)−6月10日(火) 福岡アジア美術館 企画ギャラリーA Doppelga¨nger 5月20日(火)−6月1日(日) art space tetra 彫刻の岩永貴史と平面の山下夏木による二人展

アート徒然考6 最近私は展覧会が面白くない

この5月は一回も展覧会に出かけなかった。本の入稿作業に追われてそれどころではないというのもあったが、私自身、本当に個人的な感覚なのだが「面白そうだ」または「魅力的だ」と思える展覧会がなかったことも原因のひとつだ。アートプロジェクトを立ち上げ…

訃報 ロバートラウシェンバーグ氏死去

5月12日にロバート・ラウシェンバーグ氏が亡くなったことを今頃知りました。享年82歳。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。(雪) 関連記事→コチラ

SoVA 本のご案内

3年続いた科研SoVAの最終年度の報告書が仕上がりました。SoVA Seeds of Visual Art 2007 交響体、連動するアート教育編 集 SoVAプロジェクト実行委員会 発行者 橋本泰幸 企 画 谷口幹也、山田芳明 編集協力 小堀幸子 装 幀 藤木雪絵A5版 120頁

thinking on the borderland本のご案内

thinking on the borderland art talk session Vol.1 宮川敬一 −都市へ侵入するアーティスト− Index thinking on the borderlandとは何か? 谷口幹也×花田伸一 宮川敬一のアクティビティーの紹介 花田伸一 GALLERY SOAPの10年を考える 毛利嘉孝 北九州という…

岩本史緒+坂井存「Daughter vs Father」

岩本史緒+坂井存「Daughter vs Father」 4月9日(水)−26日(土) MODERN ART BANK WALD【レポート】 外張りガラスから見えるのは材木で作ったバリケードという、なにやらただならぬ雰囲気。恐る恐るギャラリーに足を踏み入れると細い通路に「入り口はこちら」と…

art talk session vol.3  森山安英 −日常への抵抗 −

thinking on the borderland art talk session vol.3 森山安英 −日常への抵抗 − ◆ 日 時 : 2008年3月23日(Sun) PM 3:00〜5:30 ◆ 会 場 : GALLERY SOAP 北九州市小倉北区鍛冶町1-8-23 http://g-soap.jp/ ◆ トークゲスト : 麻生晴一郎(フリーライター…

わたしいまめまいしたわ

わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 Self/Other 東京国立近代美術館 2008年1月18日(金)−3月9日(日)【レポート】 展示作品はいくつかのセクションに分かれていて、個人をピックアップした展覧会よりも別の意味づけがなされていたと思う。たくさ…

トークセッションのご案内

thinking on the borderland art talk session vol.3 森山安英 −日常への抵抗 −《開催の主旨・内容》 自由を求め、時として時代に対して抵抗を試みるアーティスト達に、私は北九州で出会った。このアーティスト達の営為に私達はどのように向きあうことができ…

大浦こころ個展「こころの動き」 クロージング・トーク

大浦こころ個展「こころの動き」 2008年1月12日(土)−2008年2月11日(月・祝) ギャラリーアートリエ 【レポート】 とある人からのヘルプがあったため急遽アートリエへ車を走らせ会場へ。クロージング・トークだけと思って安心していたら「ワークショップがある…

大浦こころ個展「こころの動き」

大浦こころ個展「こころの動き」 2008年1月12日(土)−2008年2月11日(月・祝) ギャラリーアートリエ 【レポート】 最終日は行けないと思っていたので最終日前日にアートリエへ足を運んだ。大浦さんによると「完成した」とのこと。誰もいない会場、しーんと静ま…

福岡市美術館の二展覧会・坂井存「重い荷物」 3本立て

第8回21世紀の作家-福岡 和田千秋「障碍の美術X-祈り」 2008年1月5日(土)−3月30日(日) 福岡市美術館 企画展示室 安宅コレクション 安宅英一の眼・美の求道者 2008年1月5日(土)−2月17日(日) 福岡市美術館 特別展示室A 【レポート】 まさに眼福の展覧会。実は…

子ども学連続講座・ギャラリーアートリエ 2本立て

子ども学連続講座vol.09 「くにのゆくえ・子どものゆくえ」−子どもとともに政治学− 2008年1月26日(土)14:00−16:00(開場13:30) アクロス福岡 1F 円形ホール 講師:姜 尚中(政治学者)主催:九州大学ユーザーサイエンス機構子どもプロジェクト 共催:財…

art talk session vol.2 白川昌生−グローバルとローカルの狭間から

thinking on the borderland art talk session vol.2 白川昌生−グローバルとローカルの狭間から【レポート】 この濃厚なtalk sessionをなんと表現してよいのやら、正直皆目見当もつかないが私が一番心に響いたことは「アーティストは何でも学べる存在である…

第3期レジデンスプログラム アジアの研究者によるトークイベント

第3期レジデンス・プログラム アジアの研究者によるトークイベント 1月19日(土) 14:00〜16:00 福岡アジア美術館 美術情報コーナーチョ・ジョンラン Cho Jeongran (韓国) 巨済アートセンター学芸員 【概要】 非常に面白そうなプログラムを巨済アートセンタ…

菊畑茂久馬と物語るオブジェ

菊畑茂久馬と物語るオブジェ 2007年11月3日(土)−2008年1月14日(月・祝) 福岡県立美術館【レポート】 こんなにたくさんのオブジェが徳島県立近代美術館に収蔵されていたことを、正直徳島に5年も住んでいて全く知らなかった。私は、私にとってのいい作品とは静…

大浦こころ個展「こころの動き」アーティスト・トーク

ギャラリーアートリエ2008 大浦こころ個展「こころの動き」 2008年1月12日(土)−2月11日(月・祝) 10時−20時 入場無料 ギャラリートーク:1月12日(土)15時〜 花田伸一(本展キュレーター) 主催:(財)福岡市文化芸術振興財団 企画・問い合わせ:ミュージアム・シ…

民衆の鼓動−韓国美術のリアリズム1945−2005

民衆の鼓動−韓国美術のリアリズム1945−2005 2007年12月2日(日)−2008年1月22日(火) 福岡アジア美術館 ギャラリートーク 黒田雷児(福岡アジア美術館学芸課長)2時〜3時【レポート】 この展覧会を見るのは2回目だが、ギャラリートークによってさらに理解が深まっ…