2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

5・18自由公園で出会った日本語ガイドのハルモニ

全南大学でコリアンレールにお勤めの親切な男性と別れた後、ちょっと良洞市場(ヤンドンシジャン)を見学、お腹を満たしてから5・18自由公園へと向かいました。ちなみに良洞市場はビエンナーレの市民作品が設置されている場所でもありました。 自由公園には…

すべては全南大学から始まった

全南大学の学生運動が光州事件の発端だということは、非常に大雑把な理解の仕方ではあるけれども事実に違いがないので、私たちはその全南大学に足を運ぶことにしました。全南大学は光州のエリートが通う大学なんだそうで一見すると広い敷地内に様々な学部が…

映画「光州5・18」から

この映画を見たのはだいぶ前なので、記憶は定かではないけれど、軍隊の後ろに道庁とロータリー、YMCAが見えるところを見るとかなり終盤に近いと考えてよいと思います。映画の一番のクライマックス、主人公のタクシー運転手ミヌの弟ジヌ(おそらく正しくは「…

私たちの体感した光州事件

一昨日の記事には通信の記事にするからと、この場で光州での出来事を書くことは控える旨を書いたのですが、誌面は小さく、伝えられることがほんのわずかであることを鑑みるとここに私の感じたすべてを書いておいたほうがよい気がしたので記事にすることにし…

釜山ビエンナーレレビュー

今回は日本人が総合キュレーターを務めるということで、韓国のインディペンデント・キュレーターの方にお話を伺ったところあまりよい反応がなかったのが私たちのいわゆる「前評価」としての一種刷り込みにもなったかもしれませんが、正直な感想として日本で…

光州事件関連の資料本

増補 光州事件で読む現代韓国作者: 真鍋祐子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/06/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (13件) を見る光州 五月の記憶―尹祥源・評伝作者: 林洛平,高橋邦輔出版社/メーカー: 社会評論社発売日:…

韓国旅行の目的

今回は一昨年に行った光州ビエンナーレと一昨年行きそびれた釜山ビエンナーレを見学に行きました。光州ビエンナーレとあわせて、光州事件のこともちょっと勉強していろいろな場所を周ってきました。そのことはtobo通信02号に載せる予定ですので、ここでは内…

tobo通信01号が紹介されました

プロフィールを拝見してもお名前が出ていないので、この場でお名前を出してよいものか非常に迷うところなのですが、北九州にゆかりの深い方のブログでわたしたちの作った「tobo通信」をご紹介いただきました。ブログ名だけ記しておきます。「吹ク風ト、流ル…

街にとけこむということ

わたしには「ジモト」という感覚がない。いつもどこか「ヨソモノ」であることを意識して生活している。それはわたしにとって「実家」という考え方がないからだ。この「実家」というやつはすでに崩壊していて、寄る辺なさを感じて切なくなることもしばしばあ…

不自由な肢体

わたしは今、「八幡 見る・知る・遊ぶ」プロジェクト(tobo通信の記事執筆とデザイン、発行)のほかに、映画のエキストラをやっています。特に映画が大好きというわけでもなく、活動の一環として「エキストラ」というものをやり始めたのですが最初の動機は映像…