2010-01-01から1年間の記事一覧

■北九州・八幡ブラブラ歩きのご案内

- 北九州・八幡ブラブラ歩きのご案内“八幡路面/ヤハタ・ロメン” −電停から見えてくる八幡の暮らし、ヒトの想い− - ・・・・ 近現代生活文化研究の分野でご活躍の金子毅さんが案内役となり、以下の日程で八幡ブラブラ歩きを行います。 テーマは八幡路面。か…

SILENT-LINKAGE@白川昌生

映像作家の藤井光さんのサイトで美術作家の白川昌生さんのインタビューが公開されました。 ご覧になるにはこちらをクリックしてください→★

光州ビエンナーレ’10レビュー

光州の旅の一番最後に、光州ビエンナーレへ行きました。ご存知の方はもう説明は不要かと思いますが、この光州ビエンナーレは光州事件と深い関わりがあります。とあるブログに「光州事件の負のイメージをふっ飛ばすのはゲージュツの力なのだ!と始まったのが…

5・18自由公園で出会った日本語ガイドのハルモニ

全南大学でコリアンレールにお勤めの親切な男性と別れた後、ちょっと良洞市場(ヤンドンシジャン)を見学、お腹を満たしてから5・18自由公園へと向かいました。ちなみに良洞市場はビエンナーレの市民作品が設置されている場所でもありました。 自由公園には…

すべては全南大学から始まった

全南大学の学生運動が光州事件の発端だということは、非常に大雑把な理解の仕方ではあるけれども事実に違いがないので、私たちはその全南大学に足を運ぶことにしました。全南大学は光州のエリートが通う大学なんだそうで一見すると広い敷地内に様々な学部が…

映画「光州5・18」から

この映画を見たのはだいぶ前なので、記憶は定かではないけれど、軍隊の後ろに道庁とロータリー、YMCAが見えるところを見るとかなり終盤に近いと考えてよいと思います。映画の一番のクライマックス、主人公のタクシー運転手ミヌの弟ジヌ(おそらく正しくは「…

私たちの体感した光州事件

一昨日の記事には通信の記事にするからと、この場で光州での出来事を書くことは控える旨を書いたのですが、誌面は小さく、伝えられることがほんのわずかであることを鑑みるとここに私の感じたすべてを書いておいたほうがよい気がしたので記事にすることにし…

釜山ビエンナーレレビュー

今回は日本人が総合キュレーターを務めるということで、韓国のインディペンデント・キュレーターの方にお話を伺ったところあまりよい反応がなかったのが私たちのいわゆる「前評価」としての一種刷り込みにもなったかもしれませんが、正直な感想として日本で…

光州事件関連の資料本

増補 光州事件で読む現代韓国作者: 真鍋祐子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/06/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (13件) を見る光州 五月の記憶―尹祥源・評伝作者: 林洛平,高橋邦輔出版社/メーカー: 社会評論社発売日:…

韓国旅行の目的

今回は一昨年に行った光州ビエンナーレと一昨年行きそびれた釜山ビエンナーレを見学に行きました。光州ビエンナーレとあわせて、光州事件のこともちょっと勉強していろいろな場所を周ってきました。そのことはtobo通信02号に載せる予定ですので、ここでは内…

tobo通信01号が紹介されました

プロフィールを拝見してもお名前が出ていないので、この場でお名前を出してよいものか非常に迷うところなのですが、北九州にゆかりの深い方のブログでわたしたちの作った「tobo通信」をご紹介いただきました。ブログ名だけ記しておきます。「吹ク風ト、流ル…

街にとけこむということ

わたしには「ジモト」という感覚がない。いつもどこか「ヨソモノ」であることを意識して生活している。それはわたしにとって「実家」という考え方がないからだ。この「実家」というやつはすでに崩壊していて、寄る辺なさを感じて切なくなることもしばしばあ…

不自由な肢体

わたしは今、「八幡 見る・知る・遊ぶ」プロジェクト(tobo通信の記事執筆とデザイン、発行)のほかに、映画のエキストラをやっています。特に映画が大好きというわけでもなく、活動の一環として「エキストラ」というものをやり始めたのですが最初の動機は映像…

tobo通信01号発行のお知らせ

thinking on the borderlandの新プロジェクトが発足しました。その一環としてこのたび「tobo通信」を発行することとなりましたのでお知らせいたします。 tobo通信では、北九州に暮らすジモト、デモドリ、ヨソモノの4人が、北九州内外を自分の足で歩き、そこ…

見田宗介講演会【報告】

8月28日 見田宗介講演会 「現代社会はどこに向かうか−生きるリアリティーの崩壊と再生−」に行ってきました。 現代のリアリティーの希薄さについての糸口として ・永山則夫連続銃撃事件 ・秋葉原連続殺傷事件 の2つの事件の共通点と違いを比較することにより…

ホームレス支援夏祭り、追悼式のお知らせ

8月13日(金)にホームレス支援夏祭りが催されます。 場所は小倉の勝山公園です。 追悼式が16:30〜 その後トリオw、原田敏夫、フクヤマワタルによるライブがあります(無料) 私は生き別れになって消息不明の父がいるのでこの追悼式に出席しようと思いま…

ao-aoナイトのお知らせ

+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− ■8/20(金) ao-aoナイト 「タンザニアのお話と歌の夕べ 〜青年海外協力隊員が見て聴いて感じたタンザニア〜」 +−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+− いつも、多才なゲストをお招きして様々な話題を語っていただ…

テレジンの小さな画家たち詩人たち

・・・と谷本仰さんによるヴァイオリンその他による絵や詩とのダイアローグ演奏を聴いてきました。 夏休みということも手伝って会場にはちびっ子がいっぱい。 絵を見ながら考えていたことはフランクルの「夜と霧」のことや先日判決が出たテュールスレン収容所元…

昨日のミーティング

昨日のミーティングはなかなかによい雰囲気で行うことができました。 たぶんそれは私も意識的にきつい言葉を控えたりしたこともあるかも知れないけど、ものすごく形の見えるミーティングだったので4人の結束力が高まったというか、一つの目標に向かってみん…

北九州ホームレス支援機構 バースデーカード作成ボランティア

北九州ホームレス支援機構の八幡事務所(荒生田)で毎月行われる、自立した方々へのバースデーカード作りのお知らせです。 9月に誕生日を迎える方々のカードです。 ボランティア参加は当日申込可。 つながりが途絶えがちな、自立した方々のために毎年贈られる…

朝鮮学校ダイアローグ 2

主催の川端浩平さんより、今回のことについて感想を宿題として求められ、ちょうど私も咀嚼して考えたかったのでよい機会となりました。 以下が今回の「参加してみての感想、普段の興味」という宿題の回答です。 ■私は川俣正さんが総合ディレクターを勤められ…

朝鮮学校ダイアローグ

先日のカルチュラル・タイフーンで谷口が見つけてきて「これは行かねば」という判断をした「朝鮮学校ダイアローグ」に行ってきました。 場所は岡山。 私たちは、ちょっと道に迷ってしまったために14時からのアーティストトークの途中から参加しました。 アー…

インタビューズ

仙台で甲斐賢治さんと呑んだときに(呑んでばっかり)頂いたインタビューズという冊子が面白かったのです。 これは表紙の通り、うさぎとかえるが6人の賢者に会いに行ってインタビューを行ったものを一冊にまとめたもので ・西川勝 ・コンタクトゴンゾ/conta…

『美術・動物園・精神科施設』(水声社)刊行記念イベント 生きるた

『美術・動物園・精神科施設』(水声社)刊行記念イベント 生きるための/治療としての/批判としての芸術のトークイベントに行ってきました。 この前の本「美術・記憶・生」でもキーワードで出てきた「記憶」という部分が非常にクリアに語られていたように思…

東アジア移住共生映画祭 短編の部

まだこの話題です(笑) そのくらい面白く、意義深いものでした。参加しなかった人は残念だったねってくらい。 この間まで長編4本の感想を書きましたが、映画祭では一日長編2本、短編3,4本やっていました。 ざっくりリスト化してみます。3日 ・「さよ…

「ヴィットリオ広場のオーケストラ」

ローマのヴィットリオ広場にはたくさんの移民が集まる。 そんな中、イタリア人ミュージシャンのマリオは、多国籍のオーケストラが結成できないか思案する。 一方、映画作家のアゴスティーノは広場にある劇場が閉鎖寸前であることを知り劇場を地元の手に取り…

「ロニーを探して」

テコンドーの師範イノは、生徒の少なくなったテコンドー教室を盛り立てようとテコンドー大会を開く。 大盛況に終わったかに見えたテコンドー大会は、バングラデシュ人のロニーによって、イノが見事にノックアウトされてしまうという無様な結果に終わる。 こ…

「女工哀歌(エレジー)」

中国の農村部から都会に出稼ぎにやってきた、17歳のジャスミンという名前の少女にスポットを当てたドキュメント。 彼女が雇われたのは、ジーンズの縫製工場で、糸切り係。 朝8時から夜は深夜まで、ときには徹夜をしてまで働き、低賃金、ときには未払いの状況…

東アジア移住共生映画祭「Made in L.A.」

アメリカへの移民たちがまず就く職業は、英語を話せなくてもできる縫製の仕事だ。 だが、いくら働いても賃金は最低水準に及ばないことからその縫製工場で働く人々を調査したところ、最終的に行き着いた小売店はファストファッションで有名なForever21だっ…

毛利嘉孝×白川昌生『美術・動物園・精神科施設』(水声社)刊行記念

イベントの告知です。白川さんはアーティストさんでいらっしゃるのですが、とてもいい書き手でもあります。 ■毛利嘉孝×白川昌生『美術・動物園・精神科施設』(水声社)刊行記念イベント 生きるための/治療としての/批判としての芸術 ■日 時 7月10日(土)19時…