東アジア移住共生映画祭「Made in L.A.」

アメリカへの移民たちがまず就く職業は、英語を話せなくてもできる縫製の仕事だ。
だが、いくら働いても賃金は最低水準に及ばないことからその縫製工場で働く人々を調査したところ、最終的に行き着いた小売店ファストファッションで有名なForever21だった。
彼女らはForever21を相手取り、訴訟を起こし、仕事はボイコット。その闘いの3年を追ったドキュメンタリー。
彼女らは何度もくじけそうになりながら、Forever 21に果敢に挑んでいく。その中で、人間の尊厳であったり、本来ならば当たり前の自尊心というものを次第に取り戻してゆく。
Made in Chinaなど、アジアの国々ではなく、Made in U.S.A.であるファーストファッションのその安さの秘密を暴き、虐げられた移民たちの雇用状況を浮き彫りにしているがForever側からのドキュメントも見てみたかった。(取材拒否)