八万湯藝術大學 共同体研究 Vol.1 〜地域の記憶に触れるために

7月3日(金),八万湯藝術大學に谷本晃久氏をお招きしフォーラムを開催いたします。地域の歴史,記憶に触れるためには,どのような方法,アプローチがあるのか?ゆったりとした雰囲気の中で,谷本氏のこれまで行ってきた活動をもとにお話していただきます。現代の地域史研究,共同体研究は,多分野の多様な人々との連携,出会いによって成立するとのこと。アートも現在,多様な知が交錯出会う場となっていると思います。愉快な話を織り交ぜながら,共同体研究,地域史研究の現在に触れることの時間になればと思います。歴史研究未体験の方,アート大好きの方,どんな方も大歓迎。ぜひぜひ、皆様ご参加下さい!
■■ 八万湯藝術大學 
■■ 「共同体研究 Vol.1 〜地域の記憶に触れるために〜」 
○日  程 : 7月3日(金) 午後7時00分〜9時00分  (開場/午後6時30分)
○会  場 : 八万湯  北九州市八幡東区祇園1−12−14 (猛暑の場合,会場変更あり)
○講  師 : 谷本晃久(北海道大学大学院歴史地域文化学専攻日本史学講座准教授)
○講師より一言 :
歴史研究における地域史研究は、地域に残る文献(古文書)を見せていただくことから始まります。その際、古文書だけではなく、地域の寺社の金石文(鳥居や墓碑)や、更には地域の方々の伝える口碑(記憶や伝承)も参考にしつつ行われることが少なくありません。こうして得られた文書や記録群は、目録や画像といったデータとして整理・保存・公開することにより、その情報を広く社会と共有することが望まれます。それを素材として分析・研究がなされることにより、新たな地域の歴史像が結ばれていくことになります。こうして紡がれる地域の歴史像は、学界のみならず、地域の方々と共有してこそという側面も忘れてはなりません。この活動プログラムでは、担当者が経験してきた甲州史料調査会ならびに北海道史研究協議会の活動を例にとり、具体的に話題を提供することを通じて、この問題を御参集の皆さんと考えていきたいと思っています。
○参加費  : 500円
○参加予約 : m-gavro540@iwa.bbiq.jp  
参加希望の方は、できる限りご連絡ください。猛暑が予想される場合,会場変更の場合がございます。また,当日は予約なしでも参加可能です。

【主   催】 八万湯プロジェクト実行委員会

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お問い合わせ: 八万湯プロジェクト実行委員会事務局
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