東京へ

zone1969jp2007-08-29

東京国立近代美術館
常設展

【レポート】
 改装をしてからこの美術館に来るのは初めて。館内は明るく、展示もわかりやすく区画整理されている。前日に「現代」という名前の美術を見てきたが、やはり「近代」と呼ばれるものとは明らかに違うものなのだと実感した。その中で現代のくくりに展示されている作家の作品は当然現代なのだろうが、清里でも感じたが美術館の言う「現代」と巷の画廊や時代の流れとして登場する作家の作品の「現代」には明らかな違いがあるように感じる。その差異とはなんなのか、次回はぜひKANDADAや六本木のギャラリーに出かけて確かめてみたいと改めて感じた。

崩壊感覚
東京国立近代美術館
2007年8月18日−10月21日

【レポート】
 昨日までなにかの建物や廃屋があったのに、今日は更地になっていて、果たして昨日までこの場所に何があったのかを思い出せないという感覚に見舞われることはしばしばある。そのくらい人の記憶はあやふやで頼りなく、また、都合よくできている。この展示では建築物が崩壊している様を写し出したり描き出したりし、そんな私たちの内面をえぐり出している。(雪)

KANDADA
休廊日
残念。