ちょっと遡ります

　先日の日記に「次回はアート徒然考を」と書きましたが、2月3日の毎日新聞朝刊に今何かと話題の宮崎県の美術情報が載っていましたので、まずそちらをレポートします。
「南九州の現代作家たち　メッセージ０７」展
概要　宮崎県都城市の市立美術館開館25周年を記念し、宮崎、鹿児島両県在住、あるいは出身作家9名による展覧会が３月1日まで行われている。作品は平面、インスタレーション、映像作品など。作家と交流できるワークショップも今月３〜２４日の間に計６回開かれている。

　都城市の市民会館はイタリアの美術の教科書に掲載され、またポンピドゥーにも模型がコレクションされるほどの高い評価を得ているが老朽化や類似施設が近隣に建設されるなど、存続の問題もあるそうで、私はぜひ一度その市民会館を見てみたいと思ったわけです。　この市民会館をモチーフにした作品や割れた鏡を使ったインスタレーションの写真が記事には掲載してあり、その作品はなかなかに興味深いもので都城や近隣にお住まいの方には「現代美術なんて」と言わずにぜひ足を運んでほしいと思った次第です。（雪）
《写真は宮崎のサボテン》