アートに出会う2日間。Meet The Artists

リバーウォーク北九州 アートラウンジにおいて開催されたシンポジウムに参加。

アートに出会う2日間。Meet The Artists
〜リバーウォークから北九州のアートライフは生まれるか?〜
パネリスト
中原蒼二 (北九州市参与)
津村卓  (北九州芸術劇場チーフプロデューサー)
八木健太郎西日本工業大学デザイン学部助教授)
田北雅裕 (杖立ラボ代表/環境文化プロジェクト機構)
ファシリテータ
毛利嘉孝 (東京藝術大学音楽学助教授) 

【レポート①】
毛利氏の進行ということで,楽しみにしていたシンポジウム。しかし,会場に到着してみるとあまりの会場の狭さに少々びっくり。このメンバーと趣旨ならばもっと多くの方に参加していただく必要があるのにと思う。内容は,アート,文化を基点とした街づくりということが主眼であったと思う。アートによる街づくりを語る際に,毛利氏が引用した,花田さんの言葉「よそもの,わかもの,ばかもの」の必要性,という言葉が一番印象に残った。また田北氏の「ヒューマンスケール」での関わり,視点からの活動が重要という指摘が印象に残った。アートや文化という言葉に敷居の高さを感じる人が多くいると思う。しかし,そんな敷居の高さを感じている人たちにこそ,伝わる言葉,活動をしなければならないと,私自身再確認する機会となった。(幹)
【レポート②】
上記のレポートをなぞることになるが、会場の狭さと聴衆の少なさは驚きだった。私自身がこのシンポジウムを知ったのも人づてであったが、シンポジウムの主旨から考えるに、聴き手により多くの「当事者」としての市民を取り込むことは非常に重要なことなのではないだろうか。しかし会場に「関係者」の姿はあっても「当事者」と思しき人の姿はほとんど見つけることができなかったように思う。より多くの人にこのシンポジウムに参加してもらう工夫がもっともっと必要だったのではないだろうか。もちろん内容の吟味や絞込みなども同時にすることは言うまでもないのかもしれない。(雪)