「どこまでも道草、どうしても道草」白川昌生 61年の道草アート/遊戯
「どこまでも道草、どうしても道草」白川昌生 61年の道草アートに行って来ました。場所は水戸。芸術館と駅の間にある、キワマリ荘というところで、平屋のいい建物でした。
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ここの奥の白い増設部分が遊戯室です。
この白川昌生(よしお)さんという方、北九州のご出身で、現在は群馬にお住まいです。ボイスのシンポのパネルディスカッションのパネラーでもありました。
展示作品はすべてお住まいの群馬にゆかりのものばかり。作品の合間、合間にぺヤングが置かれていて、聞いたら実際に食べることもできるそうで横にはポットが置かれていました。(群馬工場で作られたものだそうです)
センターには棚がしつらえてあり、工業用ミシンで使うような色とりどりの絹糸の巻物が設置され壁には今までのパフォーマンスの写真が飾られています。
パフォーマンスは
・やはり無人駅でぺヤングを食べる
・車にバラをたくさん載せて走る
などなどがあり、火災にあって廃業寸前だった酒屋のために作ったポスターもありました。
私は彼のトークセッションの冊子を作った関係で、これらの写真はサムネイルとして知っていましたが実際に実物大でみるとかなりの見ごたえで、なぜこの人が常にご自分のことを「マイナーだ」と言うのか不思議でなりません。
確かにスターではないかもしれないけれど(川俣正とか村上隆とか、日比野克彦とかね)この人の作品はもっと世に知られてもいいのではないかと思います。
会期は2009年10月31日(土)−2010年1月24日(日)まで。
開館時間は午後1時−7時、土、日、祝日のみオープンです。(12月22日−1月3日 冬季休業)
入場は無料。
会場:遊戯室(中崎透+遠藤水城)
〒310-0061 茨城県水戸市北見町5-16キワマリ荘内/遊戯室
JR水戸駅より徒歩12分。水戸芸術館より徒歩10分。
遊戯室アクセスはこちらでご確認ください→★
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